ネコづくし

山に捨てられ、山猫生活の末、山で拾われ家猫に・・・激動の人生を送る黒猫ブンブン丸の弟分ブンタと山の仲間達の日常を綴ります

◆病院ハシゴ

家の中のどこかにいるはずなのに、時々フッと姿が見えなくなるブンタ。

普段あまり入れない押し入れやクローゼットなんかは特に興味津々で

ちょっと開けた隙に目にも留まらぬ早業で忍び込んでるもんだから、

気が付かないうちに閉じ込めてしまってることもしょっちゅう。

キッチンカウンターも人気のスポットのひとつ。

 

こういう時は気配を消そうとしてるみたいで、何度呼んでも返事はニャイ。

ついこの前も押し入れに閉じ込められたばっかりなのに、全然懲りてないね。

 

そんな調子で家中の至る所を探検するから、レジ袋とかビニール袋とか

誤食しそうなものは極力ブンタの目につかないところに隠してるんだけど、

1週間くらい前、ちょっと置いといたポリ袋を目ざとく見つけて齧ってしまってた。

残ったポリ袋から推測するに、恐らく5~6cm四方は食べてるハズ。

恐らく既に丸1日経ってるから胃から腸に下りてるはず。

病院に行こうにもこういう時に限ってかかり付けの病院は休診日。もうひとつの病院も

午前中は先生が不在で診てもらえない。仕方なくちょっと遠くの病院まで行って

診てもらったら、「このくらいなら大丈夫」って診断で事なきを得て帰宅。

 

思いのほか長距離の移動になっちゃって、余計にご立腹のブンタ。

 

・・・と誓ったブンタだったけど、ポリ袋片は3日経っても排出されず。

折も折、オモチャで遊んでエキサイトしてる時に「ギャッ」と悲鳴を上げるという

シーンが立て続けに2回あり、「やっぱりどこかで詰まってるんじゃ・・・」と

不安になって、今度はかかり付けの病院に連れて行くことに。

 

齧ったポリ袋は最初の病院に提出して返却されなかったから

現物と同じポリ袋を持参して症状を説明し、触診してもらった診断結果はというと

「誤食した部分の大きさと経過日数から察するに、断片になって

もう既に排出されてる可能性が高い」そうで、結論としては、1軒目と同じく

「このくらいなら腸で詰まることはないから大丈夫」というものだった。

 

そんなこんなで異例の病院ハシゴ、しかも2軒目は寝込みを襲われての通院で

その日は夜まで警戒モード全開のブンタなのだった。

みなさま、愛ニャンの誤飲・誤食にはくれぐれもご注意くださいニャ~。