ネコづくし

山に捨てられ、山猫生活の末、山で拾われ家猫に・・・激動の人生を送る黒猫ブンブン丸の弟分ブンタと山の仲間達の日常を綴ります

◆ハイテクがやって来た!

数年前、母が早朝の仕事をしていた頃、3時頃にカリカリをもらうのが習慣に

なっていたブンタ。その名残で今でも3時になるとニャーニャー鳴いて

ゴハンちょうだい」と言いに来る。起こしにくるのは可愛くもあるけど、

今は私自身が早朝の仕事をしてて5時起きだから、3時に起こされると

二度寝して寝坊することもあったり。

 

こういう時、ドラ○もんがいたら「なんかいいの出して~!」って頼めるのに。

あ、ドラちゃんがいなくても、自動給餌器器があればタイマーで3時にセットして

ゴハンが出てくるようにすれば起こされなくて済むんじゃ・・・。

 

というワケでこんなのを買ってみた。

 

外出中でもスマホで遠隔給餌ができたり、側面にカメラが付いてるタイプなので

食べてる様子を見ることができたり、給餌量や回数も管理できてなかなか便利そう。

 

Wi-fiの設定が完了して早速使ってみることに。当のブンタはビビッて腰が引けてる。

 

「自動でゴハンが出てくるんだって」

 

「怖くないよ、食べてごら~ん」

 

「大丈夫だって」

 

「食べないんなら片付けちゃおっかニャ?」

 

渋々、口をつけるブンタ。

 

「おぉっ、食べてる!」

 

この時は勇気を振り絞って食べてたブンタだったけど、やっぱり相当怖かったみたいで

この後めっきり近寄らなくなっちゃった。

給餌の時に英語の自動音声が流れたり、ステンレスの食器にカリカリが勢いよく

「ザラザラーッ!」と出てくるのも怖いのかも。その後も何度かトライしてみたものの

やっぱり食べず、いつもの食器に移し替えて・・・を繰り返して、

諦めムードが漂い始めた2~3週間後くらいにようやく少しずつ慣れて食べるように。

今では遠隔給餌の音が聞こえると走って食べに行くようになった。

 

実は、ほぼ同時期に自動給水機器も導入してみた。

 

こちらも当初は警戒心MAXで全然飲まなくて、2週間以上経ってやっと飲み始めた。

しかも、かなりややこしい飲み方で。

 

これも今ではすっかり慣れて、飲水量も増えたような気がするようなしないような。

 

アナログな我が家にハイテク機器がやって来て、使う方もセッティングする方も

付いていくのに必死なのだった。

ちなみに給餌器の中身が若者用から中高齢用に切り替わったことにブンタは

気付いていない・・・かもしれニャイ。