ネコづくし

山に捨てられ、山猫生活の末、山で拾われ家猫に・・・激動の人生を送る黒猫ブンブン丸の弟分ブンタと山の仲間達の日常を綴ります

◆繰り返される攻防戦

こちら、小腹が空いて何か食べたい時のブンタくん。

足元で鎮座して目が合うまでひたすらこちらを凝視してくる。

視線は痛いほど突き刺さるけど、気付かないフリして仕事していると・・・

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ズズッと一歩前進。あまりの熱心さに思わずおやつをあげてしまいそうになる。

でも、要求されるがままおやつをあげてたらワガママ坊主になってしまうから、

これが始まったらオモチャをフリフリして気を紛らわせたり、

ベランダに連れ出したり、あの手この手ではぐらかすことにしてる。

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「ブンちゃん、ピョンピョンして遊ぼう!」

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結構チョロ助さん。

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中でもこのタイプの羽根付きオモチャには目が無いブンタくん、

夜な夜なベッドまで運んできては寝る前のひと遊びを要求するほどご執心で

一瞬おやつのことは忘れて100%食い付いてくれる。

そして、遊び疲れると我に返ってふりだしに戻り、

より激し目の「チョーダイ!」が始まるのだった。

 

 

◆猫砂問題

この数ヶ月、コロナ騒動に気を取られてあまり季節感が無かったけど、

最近はブンタがそこらじゅうで寝っ転がることが多くなって

「あぁそうか、もう夏なんだなぁ」と実感する今日この頃。

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暑くても夜は律義に添い寝にやって来る。いつもよりクテッとしてるけど。

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いま時分の梅雨時は、部屋中が湿気だらけで鬱陶しいし、

人間だって何となくグデ~ッとしてしまう。

ウチでは猫トイレの砂はパルプ製を使ってるもんだから

これがまた湿気を吸収しまくってグデグデでモタ~ッとなっちゃう。

カラッと乾いてないとブンタもトイレに入った時、気持ち悪いんじゃなかろうか。

そういう面ではシリカゲル製のものが良いんだろうけど、

まずは手っ取り早く「砂の下に新聞紙を敷く」方法を試してみたら

これが思ったより効果的で良い塩梅に湿気を取ってくれる。

ヨシ、とりあえず今シーズンはこれで乗り切ろうっと。

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そう言えば昔は猫砂なんて売ってないから、ウチの初代と2代目ニャンコは

そこら辺で取ってきた天然砂の猫トイレを使ってたっけ。

重くて運ぶのも大変だったんだよね~。

それに比べたらパルプ製の猫砂って軽くて持ち運びしやすいし、

肉球の間にも挟まりにくいからブンブンの代から愛用してるんだけど、

凝固剤が入った粉塵で健康被害が無いのかがちょっと心配ではある。

もっとコスパが良くて天然素材の猫砂って無いもんかニャ~。

 

 

 

 

 

◆夜中の訪問者

日中は気温が30℃に達する日もあるくらい暑くなってきたけど、

夜は妙に寒かったりして体調管理が難しい今日この頃。

ある晩、夜中に何となく腕に重みを感じてふと目が覚めたら・・・

 

「んっ?」

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「なんだブンタか」

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いつの間にかブンタが腕枕して寝てた。

ブンタの重みで寝返りが打てず寝苦しくて目が覚めたっぽい。

勝手に腕枕して添い寝するなんて可愛いヤツめ。

ちなみに何故かいつもアンヨはチョイ乗せ。

 

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ソファの背もたれで寝る時も腕枕が欠かせないから

この頃は妙に腕が痛くて肩も上がりにくくなってきた。

でも、どんなに腕が痛かろうが、肩が凝ろうが、

ブンタが自らどかない限り決して自分から動けないのは「猫飼いあるある」かニャ。



◆山猫達◆

【6/15】

ソラちゃん。

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ポンちゃん

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仲悪い2ニャンが仲良くちゅーるを半分ずっこして食べました。

 

◆スイッチの切れた猫

まだ6月初旬だというのに毎日蒸し暑くて

何だか今年は去年より暑くなるのが早い気がする今日この頃。

さて、急に気温が高くなってきて活動量がガタ落ちしてるブンタくん。

ベランダで涼んでる時以外は大抵この涼感座椅子ベッドで寝てる。

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引っくり返ってお腹丸出しで寝込んでるかと思ったら

時々、ひょこっと起きてリビングにやって来ては

パタンと倒れ込んでゴロンゴロ~ン、ゴロンゴロ~ンと転がってみたり。

退屈なのかと思ってじゃらしをチラつかせて誘ってみると、

「フワァ~ッ」とあくびして「パカッ」とお腹を見せるいつもの戦闘モードに。

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そうは見えないけど、これでも一応戦闘モード。

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でも、やる気ゼロって感じだね。

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暑いとだるいのは人間も猫も一緒。黒い毛皮を纏っていれば尚更かもニャ。

 

 

◆おまけ◆

以前、バイト先の人にもらったハチワレ猫バッグ。
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鳩が豆鉄砲的な目がブンタに似てるね。

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◆歯みがきおやつ

ネット通販で注文したフードやおやつがてんこ盛りの荷物が届いて

ガサゴソと開梱してると、気配を察知してすかさず駆け付けるブンタくん。

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左端のは最近発売されてちょっと気になってたカリカリの試供品。

なんだけど、この手の体に良さげな海外製のフードはまず食べないから

試供品をもらってこれ幸いと早速あげてみることに。

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「新しいカリカリ食べてみる~?」

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ベランダからスッ飛んで帰って来て膝にチョコンとお手々を乗せて控え目にアピール。

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お次は待ちきれずキレてアピール。

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最後はお目々ウルウルで可愛くアピール。

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お皿に盛ってあげるとまぁまぁ食べてたけど、おかわりはせず

案の定2回目からは口を付けず残すようになった。やっぱりね。

「まぁ、良いのよ、今回のメインはこっちだから」と歯みがきおやつをあげてみたら、

匂いを嗅ぎまくって入念にチェック。

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どうやらチェックは通過した模様。

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「奥歯で噛み噛みしながら食べてくださいニャ」

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思ったより硬くて苦労してる。

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流石のブンタも全然噛み切れない。でも、これくらいじゃないと効果が無いのカモ。

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このおやつ、主な原材料は牛皮やターキーすじ肉で、

注意書きを読むと「猫の習性や性格、食べ方によってはのどに詰まらせたりする

恐れがあるので適度な大きさにして与えてください」と

ちょっとコワイことが書いてある。

気を付けながらしばらく続けてみようと思うけど、

勢い余って指ごと食いちぎられそうでそれはそれでちょっとコワイのだった。

◆ネコは液体

昨日の朝、いつものようにバイトに行く前にブンタに声を掛けようと思ったら

さっきまでいたはずのベランダに姿が無い。

ベッドにも入ってないし、もうひとつのベランダにもいない。

洗面所、お風呂、トイレ、押入れ、洋服掛け、猫ハウス、と片っ端から探しても

やっぱりどこにもいない。名前を呼べども返事は無いし、カサリとも音がしない。

ベランダ伝いに他所のお宅に行ったり、階下の駐車場に降りたような形跡は無いけど、

いつも隣家のベランダに来るスズメちゃんを食い入るように見てるから

可能性が無いとも限らないし・・・。不安は募るけどバイトの始業時間も迫ってて

後ろ髪を引かれつつ出掛けてチャリを漕いでる途中、

「どこからかひょっこり出てきたよ」と母から電話が。

ハアァァァ~~~、ビックリしたよぉ、もう~・・・。

それにしても、ブンタが入れそうな空間は漏れなくチェックしたのに

この軟体動物は一体どこに潜んでいたのやら・・・

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「ブンちゃん、名前を呼ばれたらいつもみたいに返事してくれないと」

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 「もしかして、わざと返事しなかったとか?」

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かくれんぼ大好きなブンタ、意図的に息を潜めてた可能性大ニャり。

 

 

◆山猫達◆

【5/19】

自転車の音を聞きつけてトコトコ付いて来たミワちゃん。

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ポンちゃんやソラちゃん達は姿を見せなかったけど元気にしてるそうな。

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小次郎くん。

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エサやりさんにちゅーるをもらってるとこだった。

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たぶん初めて会ったそのエサやりさんは、ブンタがウチにいることを人伝に聞いていて

「ウチで元気にしてますよ」と伝えて写真を見せてあげた。

ブンタ、結構顔が広いニャ。

 

 

◆ソックリさん

ガシッと脚にタックルしてしがみ付いてるブンタくん。

歩いてる足に飛び付いてくるのは子猫がよくやる遊び・・・

でも、ブンタは推定3~4歳だから人間年齢だと30歳前後でもう立派なオトナのはず。

どう見ても精神年齢は小学生程度にしか思えないけど。

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「キミは抱っこちゃん人形(←昭和の人しか分からない)かい?」

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でも、実は抱っこちゃん人形よりも似ているのが・・・

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コレ↓

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目がテンのまん丸お目々、骨ばった関節、

そして、木にギュッとしがみ付いてる様子が妙に似ている両者なのだった。