たまたま目に付いて買ってみた手作りにゃんこメシの本。
手作りゴハンには以前から少し興味はあったんだけど、
栄養バランスが整った市販のフードの方が安心っていう思いもあって
たまに鶏ささみを茹でてあげる以外はちゃんとしたゴハンを作ったことはなかった。
でも決して「この本の通り100%手作りするぞ!」と意気込んで買ったワケではなく、
猫に食べさせた方が良い食材、食べさせちゃいけない食材を参考に
たまに手作りおやつを作ってみようと思ったのと、
「東洋獣医学療法の獣医師監修」というところに興味を引かれたから。
この本で紹介されているメニューは主に生肉。市販のフードから徐々に切り替えつつ
最終的には生肉メインの食事に置き換えることが推奨されている。
最初は「猫に生肉!?」と少々面食らったものの
考えてみれば猫は肉食動物だから生肉を食べてもおかしくはないか・・・。
試しに牛肉、牛豚ミンチ、鶏ささみを生であげてみたらどれひとつ口を付けなかった。
ま、今まで生肉は見た事も無いんだから当たり前と言えば当たり前だけど。
食材を無駄にしないためには、人間の食事のメニューから少し食材を取って
猫のゴハン用に転用するのが良いとは思うんだけど、
我が家のメニューに肉類は殆ど登場しないからそれも難しい。
魚メニューのレシピを参考に、生のサーモンをあげてみたけど食べない。
焼いてみても食べない。生のカツオも食べない。う~ん、行き詰ってきた・・・。
焼き茹でササミは大好きなんだけどねぇ。
あ、そう言えば、市販の焼かつおは好きなんだから、
生のカツオも焼いたら食べるかも!?
カツオの刺身を買ってきてトースターで加熱したものをササミの横に忍ばせてみた。
真ん中のトッピングはすりおろしたニンジン。
「おぉ、食べてるぅ~!」
焼き茹でササミを作る時にももうひと手間掛けて
市販の焼ササミに「本格鰹だし味」とかあるのを参考に
猫ちゃん用のカツオと煮干しで出汁を取って茹でてみた。
完成図。
出来上がりが待ちきれず、作ってる間ずっと「早く!早く!」と
ニャーニャー鳴きながら付きまとっていたブンタなのだった。