ブンブンが夜中や明け方に枕元にやって来て座っている事がある。
布団に入るでもなく、ただひたすら黙ってお座り。
「もしかして、お腹が空いて眠れない?」
仕方なくカリカリを少しあげようとして起き上がると
「待ってました!」とばかりに嬉しそうに走って付いて来る。
3粒あげてベッドに戻ると、また傍に来て無言で座り込む。
「3粒じゃ足りニャイ」と言う事らしい。
もう2粒あげて、ベッドに戻る。
すると、またブンブンがペタペタと足音を立ててやって来て、
今度はそそくさと布団に入ってゴロゴロ喉を鳴らしながら添い寝し始める。
「ニャン」とも言わず辛抱強くジーッと待っているのに、
気配を感じて目が覚めてしまうのは、ブンブンがよほど強烈な念を送ってるから?
◆今日の山猫達◆
シジミくん。アサリちゃんへの迷惑行為は止めニャさいね。
凄い格好で毛繕い中のアサリちゃん。
ニアミスでヨン様と接近してしまって、軽~く猫パンチを1発浴びせていた。
また今日も体に血が付いてる。誰にやられてるんだろう・・・。
今日はたーくんが広場のすぐ近くまで来ていたので、
連行して彫刻エリアに戻って頂いた。
その後、また広場に戻るとクリスが出て来ていた。
「夜は雪が降るかもしれないから隠れ家に入ってなさいね」
しまじろうvsカラス。
あわよくば尻尾を突っついてカリカリを横取りしようという作戦らしい。
このカラスは他のカラスから仲間外れにされていてエサにもあり付いてないんだとか。
駐車場に行った時は、階段下を見下ろしてナナシーがいるか確認する。
「今日はいないな」と思いながらしまたろうにゴハンをあげていたら、
顔見知りの人がやって来て、山に上る途中で白い猫が死んでるのを見たと言う。
いつもナナシーがいるところから階段を下りたところらしい。
嫌な予感がしてすぐに現場に行ってみた。
雨水で沢のようになった場所に横たわる亡骸は、口から少し血が出ていて
抱いてみると背中に見慣れた水玉模様が・・・。
ナナシーだった。
あんなに食欲もあって元気だったのにどうして・・・。
その場で埋葬しようとしたけど、別の顔見知りの方が
また後で来てキチンと埋葬すると言われたのでお願いする事にして
亡骸を枯れ葉で隠し合掌してその場を後にした。
可愛いナナシー、もう会えないなんて信じられないよ。