桜が散り始めた猫山地方。花びらの絨毯の上で寛ぐたーくんの姿が。
なかなか風情のある光景だったので、そ~っと近付きながら撮影。
シャッター音で気付かれた。
この後、団体の花見客がやって来てこの場所は占拠されてしまった。
倒木で爪とぎする小次郎くん。
お腹空いてたみたいで、呼んだら上って来てカリカリをたくさん食べた。
動物への接し方を見るとその人の大方の人格が分かる気がする。
強烈に印象に残っているのは、昔、神保町の公園で見掛けた一人のサラリーマン。
いつもお昼時にベンチに座って大きなパンを食べていたので
秘かに「パンおじさん」と呼んでいた。
その日、ベンチでパンを食べ終えて立ち上がったパンおじさんの前には、
何十羽もの鳩の群れがいて行く手を塞いでいた。
一瞬、躊躇するように立ち止ると、彼は鳩の方に向かって
「ごめんなさい、通りますよ」って感じで手刀を切りながら公園を後にした。
あの時のパンおじさん、今日もどこかで鳩に謝ってるのかニャ。