ネコづくし

山に捨てられ、山猫生活の末、山で拾われ家猫に・・・激動の人生を送る黒猫ブンブン丸の弟分ブンタと山の仲間達の日常を綴ります

◆踏んだり蹴ったり

ブンブンは、時々、定位置以外の場所で行き当たりばったり寝ている事がある。

真っ暗な中、玄関で寝そべっていたり・・・

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廊下近辺で寝ていたり。

昼間は良いけど、夜中にこういうところで寝てるのを見ると

ハラハラするんだよね~。

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「にゃんで?」って、トイレに行く母に蹴飛ばされそうになったり、

泊まりに来ていた親戚に踏まれそうになったりして、

蹴飛ばす方も、蹴飛ばされる方も危ないから。

でも、ブンブンにとって危険なのは暗闇ばかりではないようで・・・

この前、シャワーを浴びて脱衣所から出たら、「ドンッ」と鈍い音がした。

ブンブンが、ドアの向こう側で私が出て来るのを待っていたらしく、

そうとは知らず思い切りドアを開けて跳ね飛ばしてしまったのだ。

痛い思いをした時の学習能力には定評のある(?)ブンブン、

その日を境にドアの前ではなく横で待つようになったのだった。

 

 

◆今日の山猫達◆

彫刻エリアには、シジミ、トム、クリス、アサリの4ニャンがいた。

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今日、山に一羽の傷ついたカラスがいた。

動く事もままならないほど衰弱していて、放っておいたら死んでしまいそう。

大急ぎでダンボール箱、軍手、タオルを調達して保護し、

野鳥を診てくれそうな病院が無いか、県の担当機関に問い合わせてみたけど、

「野鳥を保護する事自体が法律違反だし、

希少な野鳥以外は診てくれる病院も無いだろう」と。

そんなバカな・・・カラスだって同じ命なのに。

どうしたものか思案した末、「やっぱり連れて帰ろう」と決めて移動し始めた時、

カラスは力尽きて息を引き取ってしまった。

 

無理に保護しようとして、精神的にも体力的にも消耗させてしまったかもしれない。

でも、天敵だらけの山に置き去りにする事は、どうしてもできなかった。

体が小さかったから、巣立ったばかりだったかもしれないカラスさん、

助けてあげられなくてごめんなさい。