ブンブンは、時々、定位置以外の場所で行き当たりばったり寝ている事がある。
真っ暗な中、玄関で寝そべっていたり・・・
廊下近辺で寝ていたり。
昼間は良いけど、夜中にこういうところで寝てるのを見ると
ハラハラするんだよね~。
「にゃんで?」って、トイレに行く母に蹴飛ばされそうになったり、
泊まりに来ていた親戚に踏まれそうになったりして、
蹴飛ばす方も、蹴飛ばされる方も危ないから。
でも、ブンブンにとって危険なのは暗闇ばかりではないようで・・・
この前、シャワーを浴びて脱衣所から出たら、「ドンッ」と鈍い音がした。
ブンブンが、ドアの向こう側で私が出て来るのを待っていたらしく、
そうとは知らず思い切りドアを開けて跳ね飛ばしてしまったのだ。
痛い思いをした時の学習能力には定評のある(?)ブンブン、
その日を境にドアの前ではなく横で待つようになったのだった。
◆今日の山猫達◆
彫刻エリアには、シジミ、トム、クリス、アサリの4ニャンがいた。
今日、山に一羽の傷ついたカラスがいた。
動く事もままならないほど衰弱していて、放っておいたら死んでしまいそう。
大急ぎでダンボール箱、軍手、タオルを調達して保護し、
野鳥を診てくれそうな病院が無いか、県の担当機関に問い合わせてみたけど、
「野鳥を保護する事自体が法律違反だし、
希少な野鳥以外は診てくれる病院も無いだろう」と。
そんなバカな・・・カラスだって同じ命なのに。
どうしたものか思案した末、「やっぱり連れて帰ろう」と決めて移動し始めた時、
カラスは力尽きて息を引き取ってしまった。
無理に保護しようとして、精神的にも体力的にも消耗させてしまったかもしれない。
でも、天敵だらけの山に置き去りにする事は、どうしてもできなかった。
体が小さかったから、巣立ったばかりだったかもしれないカラスさん、
助けてあげられなくてごめんなさい。